お寺とノーコードハッカソン:LikePay協賛イベント「テラッカソン」について

Igor Voroshilov
2022-06-22

皆さん、こんにちは!

LikePayのイーゴリです。

今回は日本の歴史と伝統の街、京都で行われている最先端な取り組みについてお話しします。

それは、ノーコードの技術を使って起業できる学生を育てるハッカソンです!
しかも、その開催場所は、京都の昔ながらのお寺!そして、イベント名は、お寺×ハッカソンで、「テラッカソン」です!

LikePayは、そのテラッカソンの協賛企業で、ノーコード教材とメンタリングの技術サポートを提供しています。

では、このイベントのことをもっと詳しく話します。

テラッカソンのホームページ:

https://www.terackathon.com/

テラッカソン公式動画:

Terackathonのビジョン

ハッカソンは、エンジニアを含めて様々な人のいるチームを組んで、短い時間で何か新しいサービスやアプリなどのイノベーションに関連するプロダクトを作るイベントです。

テラッカソンは、情熱をもっている若い学生と日本文化で溢れている京都という都市で行われています。そこでイノベーションを生み出して、新しい最先端な経済を作ることを目的にしています。

テラッカソンのビジョンをこう語ります:

京都をイントレプレナー輩出都市にする。

イベントの特徴

ハッカソンであるイベントですが、そこには三つの大きな特徴があります。

学生をイントレプレナーとして育つ

Terackathonの参加者は、全員現役大学生です。

これから社会に出て大人として活躍する現役大学生に、「起業」や「社内起業」というイントレプレナー的な選択肢を与えたい気持ちで、テラッカソンは学生を参加対象としています。

その情熱溢れる学生の強烈な「想い」=「エゴ」を活かして、思考と行動の蓄積によって育てます。その結果、未熟だった学生はあらゆる壁を突破するイントレプレナー人材として社会で大活躍できるようになります。

お寺で開催

テラッカソンの大きな特徴は、お寺で開催されることです。そのこだわりの理由は、イベントのコンセプトにあります。

ハッカソンを開催する際には、場所の確保が大きな課題となります。なので、多くのハッカソン会場は、暗くて狭い場所になっています。そして参加者も短時間でできるだけいい結果を生み出すために、夜も寝ず、エナジードリンクを飲みながら精神と体の限界を超えるほどです。

一方、テラッカソンは、お寺という落ち着く場所で開催されます。そして2日間を通して、精進料理を食べて、早起きして瞑想することで、自分の体と精神をハッカソンで逆に整えます。

そのように、心を綺麗にした状態でテラッカソンの参加者が自分の取り組んでいる課題の答えを見つけていきます。

ノーコードで実装

テラッカソンは他の似たようなイベントと違って、実装がノーコードで行われます。

ノーコードを使って、非エンジニアや開発経験の少ない学生でも短時間の準備学習だけでシステムが作れます。
そして、その開発スピードも圧倒的に速いので、時間の限られているハッカソンの実装には非常に適しています。

ノーコードのスキルを準備期間に身につけた参加者が、テラッカソンの当日にものすごいスピードで自分達のアイデアを形にして、試して、また改善するプロセスを繰り返しています。

その結果、2日間のイベント中に各チームが利用できるレベルのプロダクトを仕上げて、貴重な開発経験を得られます。

イベントの流れ

テラッカソンは、次の2ステップで開催されています。

アイディアソン

最初は、「アイディアソン」というイベントがあって、そこでは学生たち(約30人)が一人ひとり独自のビジネスアイデアを考えて、たった3分で発表します。

3分の短いピッチ時間の中で自分のアイディアをいかに魅力的に語れるかが、勝負です。

発表に評価をつける協賛企業関係の審査員の方の興味を沸かせるのは当然大事ですが、
実はそれよりも今後チームを組んで一緒に課題を解決していく仲間にアピールして、
彼らを巻き込むことが一番重要です。

全てのピッチが終わってから、審査員の評価を元に7つのアイデアが選ばれて、
学生が仲間を集める時間になります。

アイディアソンというイベントの1日目の最後には、それぞれのアイデアに取り組む7つのチームが結成されます。そこから彼らは本番イベントに向けて1-2ヶ月間、一緒に詳しい調査と熱いディスカッションをしながら、自分達の作るプロダクトの形を決めていきます。

ハッカソン

次は、本番イベントのハッカソンです。アイディアソンと同じくお寺で開催されますが、1日で終わるではなく、一泊してお坊さんの生活を少し味わう体験になっています。

綺麗な庭の見えるお寺の広い部屋で作業や精進料理の食事や朝4時に起きてから瞑想をして、参加者が今までにない新しい経験を通してチームの強い絆を作ります。

ハッカソン中に、それぞれのチームがメンターとノーコード技術専門家からサポートを受けながら物凄いスピードでサービスのプロトタイプの開発やテスト、改善のサイクルを回しています。

最終発表までの時間を1分も無駄にせず一生懸命に頑張って参加者が自分のアイディアを理想的な形に近づけています。

ハッカソンの最後には、審査員の投票で優勝が決まりますが、結果に関わらず参加者全員が笑顔で「よく頑張った!」や「楽しかった!」と感想を語りあっています。

実際の話を聞くと、”楽しい” “学びの多い経験ができた” という声がほとんどです。

スポンサー支援

学生の「想い」を形にするには、情熱と大きなリソースが必要です。
なのでテラッカソンは、イノベーティブな大企業から協賛サポートを得ています。

イベントのメインスポンサーであるJT(日本たばこ産業株式会社)の専門家にもイベントでメンターや審査員として参加していただいています。
新規事業の事業責任者や採用担当者やベンチャー投資の責任者のようなハイスペックなJT社員のサポートは、学生に対して大きな助けとなっています。

JTメンターの三國さんのインタビュー:

LikePayによるサポート

この記事を書いているのは2022年6月ですが、第3回のアイデアソンが終わってから1ヶ月間が経ち、間もなく本番イベントが開催されようとしています。

弊社はテラッカソンの第1回から技術面におけるサポートを提供しています。
具体的なサポート内容は、” ノーコード動画教材へのアクセス提供と専門家によるメンタリング ” になります。

ノーコードでも、ある程度の知識や開発スキルが必要となりますので、本番イベントに向けて教材で勉強し、実際にプロダクトを作り上げるハッカソン中に各チームにアサインされたLikePay社員である専門家からアドバイスやヒントをもらいます。

サポート範囲は、無限です。教材提供だけではなく、事業アイデアのフィードバックやサービス設計のアドバイスや実装におけるあらゆる課題解決で手厚くサポートしています。

第3回のアイディアソンの報告

2022年5月14日に京都のお寺で3回目のアイディアソンが開催されました。

今回も自分がLikePayを代表してメンターと審査員として参加してきました。

京都のお寺に9時集合ですので、朝早く起きて急いで東京から現地までにきました。
早朝は普段だと眠いですが、テラッカソンの楽しみで眠気がありませんでした笑

30名弱の学生が参加しているイベントですが、都合により現地に来られない方もいて、オンラインや動画ピッチもありました。

午前中は主催者などから挨拶があり、その後は準備してきたピッチ資料をメンターと相談してブラッシュアップする時間でした。自分も何人かにアドバイスをしてきました。
とても面白いアイディアに驚いて、実際のピッチ中にその学生たちを心の中で応援していました。

12時ごろ、お昼ご飯の精進料理です。きれいな庭を眺めながら豪華なご飯を食べるのは贅沢ですね!料理の前にお坊さんの食事ルールの説明もありました。背筋を伸ばして、音が一切出ないように食事しなければならないです。噛む音はもちろん、食器も動かす音もなるべく出さないようにと言われて、かなり難しいですね!

ゆっくり食事したら、発表時間が近づきました。お寺の広い部屋に座って、ピッチ資料を映すプロジェクターに目を向けました。

たった3分のピッチで、「これだけの時間でうまく伝えられるかな」と参加者が緊張していました。

今回のアイディアソンの特徴としては、現地だけではなく、参加者の都合でオンラインや動画のピッチもありました!しかも、動画ピッチしてきた人のアイディアが最終的に選ばれました!

多数のアイディアの中から、本番イベントで実装されるのはたった7つです。
それぞれのアイディアを提案した学生が他の参加者にアピールして、チームを作ってきました。

これからのそれぞれのチームでアイディアのさらなるブラッシュアップとハッカソンに向けたサービス設計やノーコード学習をしていきます。

本番イベントの予告

今春のテラッカソンの本番イベントが7月2-3日に開催されます。アイディアソンで集まった7つのチームが実際にプロダクトを作ってみます。

2日間はノーコード実装がほとんどですが、精進料理や瞑想といった体験も間に入っています。

LikePayは今回、今までで最多人数でサポートを行います。
今回は社員4名でしっかりメンタリングしてあげたいと思います。

P.S. 気分転換となる面白い起業家向けゲームを考えたので、イベント運営のみなさんにオススメしたい!